先日の「Self Dance」は、久しぶりに「イベントの主催をしたな~」という感じがした。

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いや、「部活アンビエンツ?」もやってるけど、これはもうちょっと「部活」なので(笑)。

そうじゃなくて、いわゆる「レーベルイベント」というか、どっちかというと、音楽を聴かせる系のやつです。


イベントの主催は、しんどいけど、やってる本人が一番楽しくて幸せな気がする。

面倒くさいからあんまりしてないけど。


今回はスタートのUrushiくんのドローンが気持ちよくハマって、あとはもう自然に、タイムテーブル通りに進んでいって、あとは流れに身を任せているだけだった。

そういう意味での「ダンス」というか…。


今回、ふつうの意味での「ダンスミュージック」というよりは、もっと広い意味でのダンス、いろんな音楽で「心や体が動いている状態」を表現したかった。

だからジャンル的にも多岐にわたったミュージシャンにお願いしました。


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2つバンドが出たけど、どちらにもドラマーがいない(!)。

これはたまたまそうなっただけなんだけど、でも「踊りにはドラムが必要」というのは既成概念にすぎない(ひとつのパターン)と以前から思ってはいるので、無意識に選んでたのかなあ…。


コアタイムは、「クラブ吉田」でレジデントをしているhosokiさんにお願いした。

この人はもっと知られていい。音楽的な幅広さといい、客を乗せていく力といい、本当に力がある。評判も良かった。

サンポーヨシのCDもうまくミックスしてくれて、やさしさというか、サービス精神というか、単純にうれしかった。

DJに上手に使ってもらうと、「やっぱりこの曲いいんだなあ」と思うことが出来る。


そしてメインアクトの「Trio Los Goban」。

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今回は結成してまだ2回目のライブだけど、プレイヤーは3人とも超実力派で、スタイルも完成されている。

表現の深さと幅の広さ、繊細さ、ポップさ、分かりやすさ、コンパクトさ、どれを取っても、今私が個人的に最重要バンドと考えている「クルアンビン」にも通じるような、普遍性を持っていると思う。

世界に出ていってほしいな~。

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最後にテクノDJのOuchi-Sさん。自分はやっぱりテクノが好きだし、デフォルトで「踊り=テクノ」みたいなところもあるので、最後テクノで終われて良かった。「Trio~」からのつながりにも違和感なかった。


知り合いの人が来てくれて、沢山おしゃべりもできて、主催者としては非常に楽しみました。

その分自分のアクトがちょっと「?」な感じになった気もしますが、まあ大きな流れ全体の中での出来事として、良しとしましょうや(笑)。

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今回あらためていいトラックだな~と思った「サンポーヨシ」の一曲目。
これはやっぱり良く出来ていた!と思えた。
CDもダウンロードもあるので買ってね。SpotifyでもAmazonでもAppleMusicでも聴けます。