Easy + Nice レーベルのblog

アンビエント・ダブテクノなどを作る電子音楽家・Wakiによるブログ。 元々は運営している音楽レーベル「Easy + Nice」の情報発信のために立ち上げたものだが、最近は音楽制作全般や日記的なもの、哲学的なものが中心になってきている。

2019年04月

また「クラブ吉田」に呼んでもらってDJをした。

前回は、わりとまじめにそれらしいテクノをかけて。DJっぽくしてみせたのだが、今回はもっと「オリジナルのやつとかやって欲しい」とTWRさんから言われていたので、自分も「どうせ人もいないんだし好きにやろう…」って感じのスタンスで気楽に吉田寮に赴いたよ。

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ところが、10連休直前の夜だからか、クラブ吉田には大量の留学生たちが押し寄せていて、いつもとは全く違う様相を見せていた。

留学生たちは「今夜は遊び狂う!限界まで遊び倒す!」という確固たる決意を持って、ひたすらはしゃぎ踊り狂っていた。

そして私の前のDJ、ホソキさんの時には、その興奮が最高潮に達した。


このとき、私の中で無駄にプロフェッショナルな使命感のようなものが発動し、「この流れを止めてはいけない」みたいなことを無駄に考えた。しかし、同時に「この後にやるのか…やりにくいなあ…」とも思った。


そう、私は基本的にローテンションな人間なので、若者の騒ぎをアシストするようなプレイは苦手なのである。



そこで私は、「いったんアンビエントをかけて場をさまそう」と逃げ腰になり、あわよくばその間にハイテンションの学生たちが全員帰らないかなあと期待しながら、ペットショップボーイズとか懐メロをかけたりしていた。

しかし彼らはいっこうに帰る気配を見せず、退屈そうにだらだらするばかりだった。そこで仕方なく、おそるおそる「テクノで少し上げてみるかな」という感じになった。

また、ここで運営側から「お客さんがまだけっこういるので、もっとボリュームを上げてほしい」というような感じの通達が入り、ますます「アゲていく」しかない状態に追い込まれた。

私がボリュームを上げていくと、留学生たちは次第に息を吹き返し、また踊り始めた。だんだんボルテージが上がり、彼らは集団でリンボーダンスのようなことをやっていた。

だんだん私は映画の「スピード」じゃないけど、「時速80km以下になったら爆発して死ぬ」大量の乗客を乗せた暴走バスの運転手のような心理状態になってきて、

「ひいいいいい…!!」

と恐怖のあまり心の中で叫びながら、危うい手つきでハンドルを操作し、アクセルを踏んでいたのであった…。




…とまあこんな具合で、なんとかぎりぎりのレベルでお役目を果たしたと言えるかもしれない…。


私が終わるころには大体人はハケて、ホソキさんがまたブースに立っていた。


ホソキさんは、今はうって変わって渋いダブのプレイに徹していて、どうやらこれが本来の彼がやりたかったことらしかった。

「もともとこういう趣味の人なのに、あの時間帯では盛り上げるプレイが出来るなんてすごいなあ」と思った。


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(遅い時間帯にホソキさんがかけていた曲。大阪のアーティストらしい。これに金沢明子のレコードをエフェクトかけまくりで混ぜ、だいぶディープな雰囲気になっていました。)



やっぱり人が盛り上がるのって、理屈じゃないっていうか、場数なんだよなあ…。

あらためて曲の持っているテンションの違いとか、対応の幅広さとか、そういうことを考えました。


無事(?)お客が減ったので、私はもう一度ブースに戻って、自分の曲でライブとかDJをさせてもらった。

ライブはけっこう轟音だったと思うけど、遅い時間帯なのでみんな寝ていた。


そのうちバーカウンターでしゃべっている人が全員帰り、フロアにいる人も全員寝落ちしているのを確認したので、最後にアンビエントをかけてプレイを終了し、私も帰宅した。朝5時ころだったと思う。



そういえば、関係ないけどこの日TWRさんと「ヴェイパーウェイヴ」の話をした。

自分はどうもこのジャンルのことが良くわからないな~と前から思っていたんだけど、彼はけっこう詳しくて、その魅力がどこにあるのか教えてくれた。

いわく、「90年代のキラキラした雰囲気が虚しさとともによみがえってくる感じ」

ということだった。


なるほど~…


30代くらいの人と話していると、どうやら90年代のまだ明るい前向きな雰囲気が、幼少期の記憶としてかすかに思い出されるらしく、彼らにとっては、あの当時のアニメの画像とか、CGとか、シンセサウンドとかが、強烈に郷愁をさそうらしい…。

それでいて、当時世界が思い描いていたキラキラした明るい未来は実際には訪れず、今のような殺伐とした管理社会になってしまったことから、同時に空虚さを感じさせるイメージでもあるということだった。


何か分かった気がする…。


まあ自分なんかは、90年代といえば、80年代のバカバカしくもダサすぎる文化を乗り越えて、ようやく到達したオシャレな文化が花開いた時代だというふうに認識している。

当時はもう20代後半だったから、TWRさんたちよりも、もうちょっと客観的というか、距離感を持ってとらえているんだよね。


だから、90年代に幼年期を過ごした人からすれば、もっとあの頃の文化が

「ぽわわわわ~ん…」

て感じで記憶されてるんだろうな、ということが推察できた。


世代の違う人に教えてもらわないと、どうしても理解できないことってあるんだな、と思った。


まあいろいろ勉強すべきことはある。

「勉強」って言っても、知識とかそういうことじゃなくて、人間の中にある実感みたいなことかなあ。


いろいろ学ぶことの多い日でした。






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一曲あたりの長さ2分以内でお願いいたします(長い曲はこちらでカットするかも)。

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Easy + Niceからのリリースで、一番若い世代のアーティスト。これはヴェイパーウェイヴじゃなくてサウンドクラウド・ウェイヴっていうのか?不勉強すぎる自分…。



部活アンビエンツ?」の余韻が、自分の中にまだけっこう残りつづけている。

今回のイベントは、通常の個人としてのライブ活動とは全く違った満足感を自分に与えてくれた。

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京都に引っ越してくる前、もう10年ほど前の話になるが、東京でライブ活動や音楽制作をしているときに、何か以前ほど自分が満たされなくなってきているのを感じていた。

自分の曲を発表して人に聴いてもらったり、ライブに人を呼んだりすることを、以前はもっと楽しく思っていたし、また、「意味のあることをしている」という感覚があった。

しかし、当時私はもう、自分の音楽活動が「エゴイスティックな衝動を無理やり人に押しつけている」という感覚が自分からなかなか離れず、たとえたまに人が喜んでくれた場合でも、素直に喜べなかったりした。



そんな中で、たぶん2012年か2013年の春だったと思うが、たまたま学生時代を過ごした京都に遊びに行く機会があり、2011年の東日本震災を機に関西に移り住んだ友人たちと会った。

このとき、学生時代からの友人でキーボーディストの鈴木潤に連れられて、2つのイベントに顔を出した。

その2つのイベントは、それぞれスズキキヨシと片岡祐介の主催するイベントだった。


両方に共通していたのは、非ミュージシャンを含め、その場の参加者と一緒に、そこで立ち上がってくる音楽を即興で奏で、共有するというスタイルだった。


あとで知ったのだが、それは「コミュニティ・ミュージック」と呼ばれるやり方であった。

そしてこのときの体験は、自分の中に強く印象付けられた。



また、鈴木潤の京都での個人的な音楽レッスンを見学したり、やはり地域に根差した彼の合唱団の活動などを見るにつけ、

「ここには何かがある。それはおそらくいまの自分に欠けている何かに違いない。」

という感じを漠然とだが受け取った。



その後私はすぐ東京に帰ったものの、やがて「京都に移住したい」という気持ちが強くなっていった。


当時私は、10年ちかく働いた東京の職場を、ちょうど離れるようなタイミングだった。


しかし、とくに何の技術もない40代半ば(当時)の男性にとって、この不景気の時代に、新天地で仕事を探すのは非常に困難に思われた。

そこで、まず手に職をつけようと思い、東京で以前から興味があったリラクゼーションマッサージの研修を受けて、そのままお店で働き始めた。


しかし非常に奇妙なことだが、私はこの仕事に没頭してしまい、しばらくの間、何故かほとんど京都のことを忘れてしまったのである。


一年ほどたったある日、私は唐突に「そうだ、自分は京都に住もうと思っていたんだ」ということを思い出し、チェーンの本部にお願いして、京都の新しく出来た支店に配属させてもらった。


こうして私は無事(?)京都に移住したわけだが、その後マッサージ店をやめたりとか、まあ何やかんやあって(笑)、しばらくしてからこのブログのタイトルにもなっているネットレーベル、「Easy + Nice」を立ち上げた。

このレーベルは、ネット上における一種のコミュニティ・ミュージック的実験だとも言える。


だが一方でまた、自分の曲を作って発表し、人に聴かせたいというエゴイスティックな欲求は、依然として強く残っていた。また、それに伴って起こる罪悪感や自己嫌悪のようなものも、やはり起こり続けていた。


だから京都に移り住んでからいくつかライブをやらせてもらったときも、多くの場合でどこかに後ろめたさのようなものがあった。

(これを全く感じなかったのは2017年にレーベルイベントを企画したときくらいかもしれない)

この感覚があったために、友人も含めた、他のミュージシャンの楽曲を聴いたり、ライブを見たりすることにも、激しい嫉妬や投影された自己嫌悪がつきまとったりした。

とくに、このネット時代においては、他者の音楽活動の情報が頻繁に入ってくる。それは自分の中に嫉妬と焦りをもたらす。


まるで自分ひとりが世界全体を相手に戦い続けているような、絶望的な気持ちにもなったりもする。


このような感情は、じつはけっこう現代の多くのミュージシャンが経験しているのではないだろうか?



さて、「部活アンビエンツ?」の構想がもちあがったのは、音頭バンド「サンポーヨシ」が定期的に開催している、「音頭バー」というイベントで、会場の「かぜのね」で高橋ジョルジュさんと話し込んでいたときのことだった。


「音頭バー」は、先述したスズキキヨシを中心として、鈴木潤らとともにオーガナイズされていて、これもやはりコミュニティ・ミュージック的な要素が非常に強いイベントである。

「音頭バー」はとても楽しいイベントだが、私はそれとは別に、もう少し自分好みのイベントをやろうと思っていた。


それはバーで行われる、電子楽器を中心としたアンビエント的な即興演奏のイベントである。


しかし、マニアックな音楽ファン以外のお客さん、たとえばお店の常連さんなんかが普段通り飲みに来た場合でも、咄嗟に「何かやっているから帰ろう」と思ってしまわないような、さりげない雰囲気のものであって欲しかった。

私はふつうのお客さんが、楽しく飲んでしゃべって帰ることができるようなイベントにしたかったのだ。

そのためには、演奏の音量が、お店のBGM程度を大きく上回らないようにする必要があった。


また、今まで書いたこととちょっと矛盾するようではあるが、このイベントをやっているときは、いつもとは少し違う、どこかスペシャルな雰囲気が漂うものでもあって欲しかった。


このようなコンセプトは、自分の中で徐々に熟成されていたのだと思う。

「音頭バー」で高橋さんと話をしていたときには、ほとんど自動的にイベントの内容が決まっていった。

このとき高橋さんは「自分の中で思い当たる面白いギタリストがいる」と言って、木村博巳さんという人を紹介してくれた。

数日後三人で会って話をして、ともかく一度やってみようということになった。



このようにして「部活アンビエンツ?」第一回がめでたく開催されたわけである。

結果的には大成功だったと思う。


今思うと、前述したような、コミュニティ・ミュージックとの出会いから何年かたって、ようやく結実したやり方だとも言える。

このスタイルなら、参加するミュージシャンはみな楽しめるし、この手の音楽が好きなお客さんはもとより、そうでないお客さんもそれなりに楽しんで帰ることが出来る。


何よりも、エゴイスティックな自家中毒のような副作用が少なく、自然と自分が充実した気持ちになれるのはありがたい。

こう書くと、「結局自分のことしか考えてねーじゃねーか」と言われそうだが、そういう面があるのはもちろん否定できない。

まー自分が苦しまないように試行錯誤した結果こうなっているんだとは思う。

でも自分がこのイベントをやることで、人を幸せにしたい気持ちもある。



…てなわけで、これが「部活アンビエンツ?」に至るまでの、大体のあらすじです。

このスタイルで、しばらく続けていければと思う。



「部活アンビエンツ?」のプロデューサー的な立場にたってくださった高橋ジョルジュさん、協力者の木村博巳さん、「かぜのね」のダイスケさん他お店のみなさん、飛び入りのミュージシャンたち、遊びに来てくださったお客さん、帰らないでいてくれた常連さん、みなさんに感謝します。


(あ、個人のライブや楽曲発表はもちろん続けますよ。「部活アンビエンツ?」をやることで、どういうわけか自分の個人活動に関してもだいぶ罪悪感が軽減されるらしいです…)

(あと文章一部敬称略してます。すんません。)





「LoFiヒップホップのコンピ」企画

デモ募集中!!

まだ数曲が決定した程度です。

5/15が締め切り。

一曲あたりの長さ2分以内でお願いいたします(長い曲はこちらでカットするかも)。

複数曲の応募も可です。よろしくお願いします!!


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音頭バンド・サンポーヨシのCD・ダウンロードはこちら。「音頭バー」は「かぜのね」で月一回ほどやっています。次回は5月30日!!



雲一つない青空。

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この日(4月20日)は、第一回「部活アンビエンツ?」の日でした。


初めての試みなので、どうなることやら?と気をもんでいたのですが…



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部員・高橋ジョルジュさんがろうそくで演出してくれて、


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さらに、こんな楽しげな看板を作ってくださり…



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セッティングも出来て、何となく部室感が醸し出されてまいりました。



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大阪から「うにょ303」さんがモジュラーシンセを持って到着!


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部員・木村博巳さんはギターシンセで参加。



私・WakiはパソコンでシンセとDJを担当しています。


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いよいよイベントスタート!

すべて即興、何の打ち合わせもありません。

ただそれぞれが、その瞬間に出したい音を出すだけ。


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演奏者の人数がけっこういるので、一人ぐらい抜けても大丈夫。

好きなタイミングでバーカウンターに行って飲んだり、来てくれたお友達とおしゃべりもできます。



最悪全員抜けたところで、私がDJで場をもたせればいいやと思っていたのですが…




意外にみんなタフ(笑)。全然途切れないし。えんえんと何時間でも演奏しています。



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終了間際に先日のアイリッシュパブでも演奏していた北川一将さんが神戸から参加。

お忙しい中ありがとうございました!


結局、夕方7時から夜11時まで、ほとんど誰かしら演奏しっぱなし。


あっという間にすぎた一夜でした。


楽しすぎた!


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番外編:Juneさんの弾き語り。


閉店後も何やかんや2時くらいまでセッションとかしてました。





ただいま「LoFiヒップホップのコンピ」を企画中。

5/15がデモのエントリー締め切りです。

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聴きやすいと評判のダブテクノコンピ「Dubandtechno」!!

1曲目を提供してくださったmiraさんが、「部活アンビエンツ?」に遊びに来てくださいました。ありがとうございました!



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先日、またまたモジュラーのライブイベントに行ってきました。


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場所は御所近くのアイリッシュパブ。


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主催の北川さん。


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もじゃもじゃ




「モジュラーシンセが盛り上がってる」って話を自分が最初に聞いたのは、たしか10年ぐらい前だと思うんだけど、いまだにこんなに熱気があるのは何故なんだろう?


他のジャンルでこんなことって、あんまりないんじゃないか・・・。



アイリッシュパブの人だかりを後にしてから、家に帰った後もずっとそのことを考えていました。



大の大人が揃いも揃って、この大いなるムダとも言える機械のかたまり(失礼)に熱中し、我も我もと飛び込んでいく様子を見ていると、一体ここにどんな魅力があるんだろう?と改めて考えてしまいます。



いや、もちろん分かっているつもりではいるんですよ。


そりゃーモジュラー楽しいだろうと思います!


自分がもし今20代とかだったら確実にやってると思います。



ただ、若いころさんざん実機を使ってきて、その重さとか、スペースとか、価格とかにちょっとうんざりして、ようやくパソコンに移行した身としては、「今さら始められないよな~」という感じがするんです。


でも正直うらやましいんですよね。


やらないけどうらやましい!!


特にシーンの盛り上がりがうらやましい!




このモジュラー好きの集まりを見ていてちょっと感じるのは、犬好きの人とかが散歩ですれちがったときに、

「うちのワンちゃん、おたくのワンちゃん」

とかいう感じで、初対面でも盛り上がることができる、あの雰囲気なんですよね。



一人で散歩していると不審者扱いされちゃうけど、犬連れていると自然にお互い話しかけることができる、みたいな。



モジュラーのケースをパカっと開ければ、それを覗き込んで、どんなシステムを組んでるのかとか、どんな工夫をしてるかとかで話が始まる。


機械好きの人は大体シャイな人が多いと思うけど、これなら話のとっかかりが出来ますよね。





ただ問題なのは、この犬好きの集まるドッグランのような場所に、一人だけ猫を連れてきている私の存在です。



私がモジュラーのシステムを覗き込んでいると、「あなたもモジュラーやっているんですか?」

とみんな親切に話しかけてきてくれるんだけど、私が「いやー、私はパソコンなんですよ。」と言った瞬間に会話が終わってしまう。




ううう。淋しいよお・・・。

俺だってモジュラー使ってるんだよ~!!!

ソフトだけど。



まー確かにパソコンって、演奏してるとき何してるか分からなすぎですよね。

画面あっちに向けてるし。

外からだと、DJなのかライブなのか仕事してるのかイマイチ判然としない。



モジュラーシンセはいわば、「物理世界に具現化された脳」みたいな感じで、よく分からないのはパソコンと同じだけど、少なくとも実体があるぶん実感があるんでしょうね。


というわけで、モジュラー万歳!

モジュラーのシーン万歳!!



でも私は当分パソコンで・・・。





本日!!「部活アンビエンツ?(FB)」

4月20日(土)19時~ チャージなし
@かぜのね

〒606-8204 京都市左京区田中下柳町7-2 
(京阪・出町柳駅から歩いてすぐです。)
電話:075-721-4522 
メール: 
info@kazenone.org

ホスト:Waki、木村博巳、高橋ジョルジュ

ゲスト:うにょ303




「LoFiヒップホップのコンピ」を企画中です。

5/15デモのエントリー締め切り!!

一曲あたりの長さ2分以内でお願いいたします(長い曲はこちらでカットするかも)。

複数曲の応募も可です。よろしくお願いします!!


デモはこちらまで!






聴きやすいと評判のダブテクノコンピ「Dubandtechno」!!
2/28リリース。


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桜が満開の京都でございます。
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今日は4/20(土)に行われる予定の「部活アンビエンツ?」について、ちょっと私の思いを語っておきたいのと、現在デモ募集中のLoFi曲についてのお知らせです。



まずは「部活アンビエンツ?」について。


京都は街がせまいというのがあって、それが非常に大きなメリットなんです。

移動がラクなので、集まりやすい。

夜中でも自転車で帰れるし、最悪タクシーに乗っても、まあ二千円ぐらいで帰れます。


そんなわけで、昔から京都ではゆるいアート系の集まりとかサロンとかがたくさんありました。


自分は学生の頃、そういうアート系のイベントに出かけて行って、いろいろ刺激を受けたり人脈を広げたりしておりました。

京都のそういう雰囲気って素晴らしいですよね。


「部活アンビエンツ?」も、そういった京都の伝統的(?)なサロンの一つになればいいなと思っています。


特に、若いクリエイターとかにとっては、自分の習作を他の人に見てもらったり、聞いてもらったりすることって大事ですよね。

いまはネットがあるので、わりと簡単に自分の曲を聴いてもらうことが出来るようになりましたが、やっぱり生の反応も欲しいですよね。


「部活アンビエンツ?」は、ゆるい雰囲気で音楽をかけたりライブをやったり、部活的に過ごしながら楽しく過ごすことを目的にしています。

べつに自作曲でなくても、「こんな音楽あるんだけどみんなも聴いてくんない?」てなことってあると思います。

そうやって世界が広がっていくのは楽しくないですか。


それで、お互い何か発見やインスピレーションがあるといいですよね。


いちおう最低限の縛りとしては、飲み屋の一角で行うので、お客さんの邪魔にならないようにしたい、というのがあります(笑)。

何をかけても演奏してもいいと思うのですが、私wakiが、音量の調節だけさせていただきます。

そこんとこだけヨロシク。


音量さえ適切であれば、どんな音楽でもアンビエントとして機能する、というのが私の考え方です。


もちろん、ただ聴きにくるのでもいいし、音楽家でなくても、絵を描いたり写真を撮ったりする人が遊びに来てくれても楽しいですね。

「アンビエントを聴きながら飲みたい!!」ってのもいいと思います。

お座敷もありますしね。


会場の「かぜのね(よるのね)」はもともと非常に良質なサロン的飲み屋さんでもありますし、通常営業にちょっと毛が生えた程度になるかとは思いますが、これを機にアンビエント・モジュラー・ドローン界隈の人たちを含めて交流を深められたらいいな、と思っています。



部活アンビエンツ?(FB

4月20日(土)19時~ チャージなし
@かぜのね

〒606-8204 京都市左京区田中下柳町7-2 
(京阪・出町柳駅から歩いてすぐです。)
電話:075-721-4522 
メール: 
info@kazenone.org

ホスト:Waki、木村博巳、高橋ジョルジュ






あと、Easy + Niceレーベルでは現在、「LoFiヒップホップのコンピ」を企画中です。

現在数名の方からデモをいただいております。

締め切りがいつか、という質問がありましたので、一応5/15に設定させていただこうと思います。

一曲あたりの長さ2分以内でお願いいたします(長い曲はこちらでカットするかも)。

複数曲の応募も可です。よろしくお願いします!!


デモはこちらまで!






聴きやすいと評判のダブテクノコンピ「Dubandtechno」!!
2/28にリリースされました。


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